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ALL on 4

ALL-on-4とは

ALL on 4(オールオン4)」とは、4本のインプラントで12本の歯を支える新しい治療法です。

前歯に2本、奥歯には傾斜をつけて2本、計4本のインプラントを埋入し固定式の歯を装着します。
顎の骨が無くても、インプラントを埋入したその日に、すべての歯が装着でき、自分の歯で噛んでいるように食事をすることができるようになります。

また、CTスキャンの撮影データをコンピュータで画像処理し、事前にインプラントを入れる位置を決めておくことにより短時間で処置を行う事を可能にしています。

若くして歯を失った方はもちろん、特にご年配の方にはこの手法が最適です。 総入れ歯の方なら、かなり簡易にインプラントをいれてすぐに固定式の歯をいれられる可能性があります。

こんな方にオススメ!

  • 今まで“総入れ歯”で固い食べ物が噛めなかった方
  • 抜歯後すぐには“インプラント”出来ないと言われた方
  • 何度も外科処置をしたくない方
  • 部分的に歯がなく、通常のインプラントが難しいと言われた方

All on 4 症例1

これまでに義歯を何度も作製したが、違和感が強くあまり咬めない状態でした。
まず、上顎のみオールオン4をCTとシミュレーションソフトで計画。
上顎は無歯顎であり、CT結果をもとに粘膜切開を行わないで埋入ガイドを使用して埋入し、全く粘膜の切開を行わないので、術後の腫脹も痛みもありませんでした。
1日でインプラント埋入と固定式のインプラント仮歯の装着まで行い、即日咬み合わせを構築することができました。


埋入前の口腔内所見:奥歯の骨が少なく義歯も安定していません。


CT結果からコンピュータで処理をしたサージガイドというドリルガイドを使用して精密に埋入します。


埋入終了直後:歯肉に切開を加えないので、全く腫脹、痛みがありません。これがノンフラップでのサージガイドを使用したオペの素晴らしい結果です。これを見れば手術に恐怖を感じる必要はないことが分かると思います。


埋入直後のレントゲン画像です。


即日固定式仮歯を装着し、その日から咬めるようになりました。一部前歯が欠けているように見えるものは、インプラントのアクセスホールというものです。この写真撮影の後に審美的になるようにすぐに修正しています。

All on 4 症例2

これまでに義歯を何度も作製したそうですが、違和感が強いためほとんど使用できず、全く咬めない状態でした。
そこでまず、上顎のみオールオン4をCTとシミュレーションソフトで計画。
上顎に数本保存不可能な歯が残存しており、1日で抜歯とインプラント埋入と固定式のインプラント仮歯の装着まで行い、即日咬み合わせを構築することができました。

All-on-4 症例
術前の咬み合わせの状態。とても咬める状態ではありません。

All-on-4 症例
術前のレントゲン画像です。上顎歯の5本を抜歯して、即日オールオン4予定しています。

All-on-4 症例

抜歯即時で、オールオン4の専用ガイドを使用している所見です。局所麻酔と笑気吸入鎮静法と静脈内鎮静法を併用し血圧、循環モニター下に行っています。鎮静法によりリラックスした状態で手術を行うことが出来ます。

All-on-4 症例
4本のインプラントを埋入した状態です。

All-on-4 症例
術後のレントゲン画像です。前歯部に2本、臼歯部に2本傾斜埋入できました。


即日固定式咬み合わせ(オールオン4)を装着した状態です。これは即日のいわゆる仮歯です。右上の前歯が一部欠けているように見えるものは、インプラントのアクセスホールというものです。この写真撮影の後に審美的になるようにすぐに修正しています。最終の歯はもっと審美的になります。

 

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